五十肩のために発売が延期となっていたThe Beginning of the ENDの2nd Single「SAYONARA」がついにリリース。
今回もTETSUYAさんに今回は作曲・アレンジについて、次回は歌詞の話を聞いてみた。
ー今回新曲リリースおめでとうございます。
TETSUYA:ありがとう(苦笑
一時は体調不良でどうなることかと、
ファンのみんなには本当にごめんね。
ー制作の遅れの理由が「五十肩」ということでしたが…
TETSUYA:TETSUYA的にはまだ45歳なんで「四十肩やろ!」とお医者さんに凄んだんだけど、あっさり「いや、五十肩ですって」。
マジかと。
ー痛みをこらえての制作でしたが、どうでしたが。
TETSUYA:ロキソニンは神だと思った。
ー今回の新曲「SAYONARA」ですが、どういった想いを込めて作られたのでしょうか?
TETSUYA:あ、それ聞いちゃう?(笑
ーとっとと答えてくれますか
TETSUYA:日本語で書くと「さよなら」ってなるけど、日本語のさよならはなんか寂しいよね。
でもサヨナラってカタカナで書くと、少し前向きだよね。
ではアルファベットでSAYONARAと書いたときに、どうなるんだろうって。
っていうか、ぶっちゃけ80年代風の曲作ろうともって、サビにもっていくときにハマりやすい言葉が「さよなら」だったなんて口が裂けても言えないよね(笑。
―…で、、、出来は?
TETSUYA:うん、完璧だね。
作詞のことは、次回のブログでもっと詳しく話すよ。
ー作曲するうえで気にしたことはありますか?
TETSUYA:カラオケで歌ったら気持ちよさそうなサビだね。
日本人が好きなメロディの動きと、Aメロ・Bメロは声を伸ばせなくてストレスがあえて溜まるようにした。
ーで、サビの「♪SAYOANARAと書いた~」ですっきりと(笑
TETSUYA:意外とちゃんと考えて作ってる(笑
あと、「分かりやすさ」と「耳障りのいいキャッチ―なサビ」はすごく意識して作った。
「はい、Bメロ終わってお待たせサビ」をベタにやってる。
1番のBメロの最後でディレイで「やまびこ」のような効果を付けてサビって、普通ダサい。
でも、この曲はそのダサさを受け入れられるよう出来ているからね。
80年代の曲って、分かりやすい王道の進行だからね。
さっきも言ったけどベタをあえてやったのがSAYONARAの作曲。
ー今回は、世界観のなかで80年代J-POPを意識したといいますが。アレンジ(編曲)もこだわりましたか?
TETSUYA:うん、まず音色1つからこだわった。
例えばスネアドラムの音一発もね。
僕は80年代の世界観がまた90年代と違ういい意味での「薄っぺらさ」があって、それが当時かっこいい訳で。
例えば、ドラムのビート1つとってもバスドラとスネアとハイハットですごくシンプルな構成。
どったん!どったん!みたいにね。
ーその他にもこだわりの音色(おんしょく)ってありますか?
意外と気づかれないかもだけど「エレピ(エレクトリックピアノ)」の音色を使っている。
やっぱり80年代といえばエレピなんですよ。
あとボイス系のパッド。
「♪ウゥ~」っていうような声みたいな音ね。
これも使いがちなんで、しっかり使った(笑
あとは後ろでずっとなっているシーケンス音、特にサビの終わりで鳴らしているのは「豆粒」みたいに目立つ駆け上がりのシーケンス。
あれがダメ押しの80年代感を出しているね。
ーあとSAYOANARAの曲中では結構ギターが使われていますが、、、、
TETSUYA:あれね、全部打ち込み(コンピューター)でやってる。
結構大変だったけどね。
ーなるほどです、ぜひそうしたことを知ってもらったうえで、改めて聞いてほしいですね。
TETSUYA:そうだね。ぜひみんな聞いてね。
ー今回はありがとうございました、次回は作詞編でお願いします!
TETSUYA:そこんところ、よろしく!