11月30日に新曲Snowを公開したThe Beginning of the END。
今回はこのSnow制作についての裏話や、ポイントについて、三宮のスターバックスコーヒーにてダラダラしていたTETSUYAに深く切り込んでいく。
曲へリンクは記事の最後につけておきます。
ー今回配信となった、また自身最初の曲となったSnowですが、テーマについて教えてください。
TETSUYA:ふふっ、今回Snowでは「究極のクリスマスソング」を作ろうと思ったんだよね。
ほとんどのリスナーの人は、「どうせふざけた曲でしょ」って思うだろうから、そこを裏切りたかったんだよね。
だから、本当に純度の高い「究極のクリスマスソング」。
ー意外とロマンチックなんで、びっくりしました。あんな一面をお持ちだったんですね。
TETSUYA:ロマンティックはトマラナイよね。誰か止めて欲しいよ。
ー今回も作詞はご自身でされていますよね。どういう世界観で描かれたのですか?
TETSUYA:実はすっごく計算されているんだよね。
聞き返すとわかるんだけど、最初の歌詞がこうなっている
「雨は夜更をすぎて 雪に変わるらしいと
聞いたことある歌の ような空になるという」
これは完全に山下達郎さんのクリスマスイブのことなんだよね。
あと、あの曲といえばJRがやっていたCMあったよね、「クリスマスに新幹線で彼氏が帰ってくるの待ってる彼女」みたいな。
それの逆バージョンオマージュなの。
「帰ってくる彼女を、彼氏が迎えにいく話」なんだよね、Snowって。
ーなるほど、PVでも新幹線のホームが出てきましたが、そういう意味だったのですね。
TETSUYA:時代の違いだと思うけど、今風じゃない。
彼女のほうが、遠くにいってて彼氏が迎えるって。
ーある人には「TETSUYAらしい、待たされるM性がでとる」と言われていましたが
TETSUUYA:待たせるより待つ、いくより受ける。
責めるより、責められる。
誰が神戸の冷凍マグロやねん。
ーい、一応彼女が無事に帰ってきてハッピーなクリスマスが始まる感じで終わりますよね
TETSUYA:そうだね、山下達郎さんのJRのCMもそうやから、そのままぱk、、、いやオマージュしたよね。
ーちなみに、作詞をするときにイメージってあるとおもいますが、主人公はTETSUYAさんだとして、相手方、すなわち彼女役はどなたをイメージして書いたのですか?
TETSUYA:インリンオブジョイトイにしかったけど、本田翼ですね。ショートカットが大好物です。
ーさて、次に曲のお話ですが、こだわった部分はありますか?
TETSUYA:真面目にしゃべったほうがいいかな?(クスクス)
やっぱりサビだよね。
コードが結構複雑になっているんだよね。
不勉強なので、指では抑えられるけどこれ何というコードか分からなくてググりながら作ったよw
一応書いておくとこんな感じ。
B→D#m→F#m6→G#7sus4
C#m→Caug→E→Eadd4
自分でも「なんやこれ」って(笑
ー他の部分でこだわりは?
TETSUYA:Bメロでは、主人公が急いで駅に向かうとか、どきどきしている感じを出すために、Aメロとかサビとくらべても動きが早いの。
あと、急ぐ感じをさらに出すために音階も高めなんだよね。
もうちょっと低いところでもメロディーはつくんだけど、主人公の心情を考えて高めにしてる。
ー曲として歌うのに難しいところってあるのですか?
TETSUYA:歌ってみると意外と難しいのよ、これ。
Aメロからメロディーも取りにくい、Bメロは早い、サビは高いw
歌撮るだけで4時間かかってるから。
特に難しいところを上げろとなると、サビ。
メロディというか、歌い方。
普通に切なく歌ってもダメ、笑顔で歌うといい感じになるよ。
ー珍しく真面目な回答ありがとうございます。
ー今回アレンジが非常に綺麗ですが、どうやって考えたのですか?
TETSUYA:クリスマスの世界観を出すのに、まず一番たいせつな音は何かな?って考えた。
絶対外せないのが「8分打ち」の鈴の音。シャンシャンシャンシャンっってやつね。
ピンとくる音がなかなか無くて、タンバリンの音を調整して作ってる。
あとは、ピアノとストリングスを悩みながらいれたね。
ー個人的には、クリーンのギターの音も気になりました。
TETSUYA:いいところに気がついたね。
クリーンギターでコードをアルペジオでいれている。
意外とこのクリーンギターの音が難しくて、結局かならEQ(イコライザー)を調整して、耳障りにならないようにしたよね。
ーこうして話を聞いてみると、結構ちゃんと考えているのですね。
TETSUYA:意外と考えているよ、あまりこれまでこうした話はしていないけどね。
ぜひ、これを読んだ上で聞いてもらうと面白いと思うよ。
ー以下YouTubeとサウンドクラウドを貼っておくので、ぜひ聴いてみてくださいね。